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漢江河口の利用 南北が共同調査へ

ニュース2018-11-05
漢江河口の利用 南北が共同調査へ

ソウル中心を流れる漢江(ハンガン)河口の共同利用に向けて、南北が共同で調査を進めることになりました。
海洋水産部と国防部は、漢江河口の共同利用水域について南北共同で5日から水路調査を行うと発表しました。漢江河口の共同利用水域に関する調査は、1953年の停戦協定以来、初めてです。
韓国と北韓は9月の軍事分野合意書で、漢江と臨津江(イムジンガン)河口の共同利用に向けて年末までに共同調査を進めることで合意しました。
漢江河口付近の水域は停戦協定で南北の民間船舶がともに自由に航行できるよう保障していますが、軍事的緊張が続いていて、船舶の航行は事実上制限されています。
漢江河口付近は軍事境界線が設定されておらず、いつでも偶発的武力衝突の可能性がありましたが、共同利用が実現すれば、民間船舶の航行が可能になる見通しです。
調査団は、南北の軍当局者および水路専門家など、それぞれ10人ずつで構成され、水深などを調査し、航行可能な水路を探すことになります。
調査は年末までに終わる予定で、調査が終わったあと、民間船舶の航行に必要な関連情報を提供することにしています。

[Photo : YONHAP News]

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