南北保健会談 7日開催へ

南北保健会談が今月7日、開城(ケソン)工業団地内に開所した南北連絡事務所で開かれることになりました。
統一部の報道官が5日、定例の会見で発表したところによりますと、南北は今月7日、南北連絡事務所で保健協力に関する分科会談を開くということです。
会談には、韓国から保健福祉部の権徳チョル(クォン・ドクチョル)次官ら3人、北韓から保健省国家衛生検閲院の朴明守(パク・ミョンス)院長ら3人がそれぞれ出席し、感染症の流入や拡大防止などについて議論することになります。
この報道官は、「韓国政府は、今回の会談が感染症への南北の共同対応体系の構築や保健医療での協力に関する幅広い協議の場になることを期待している」と述べました。
南北が保健に関する会談を開くのは、11年ぶりです。
南北は先月15日の閣僚級会談で保健協力に関する分科会談を10月下旬に開くことで合意していましたが、日程が少しずれ込みました。
今月2日の体育会談に続く保健会談の開催で、平壌共同宣言の履行に弾みがついたことで、10月に進めることで合意していた京義(キョンウィ)線鉄道の現地共同調査の実施や平壌芸術団のソウル公演の開催にも期待が寄せられています。
[Photo : YONHAP News]