北韓が金剛山（クムガンサン）に大規模なウォーターパークを建設する計画を立て、投資の誘致に乗り出したことがわかりました。
北韓の「金剛山国際旅行会社」は公式ウェブサイトに、観光客向けに北韓側の江原道（カンウォンド）高城郡（コソングン）に「金剛山水泳館（ウォーターパーク）」を建設する計画だとして、投資案内書を掲載しました。
敷地面積は、合わせて20万平方メートルで、建設目的は、高城港の海洋公園に様々なウォータースライドや水泳施設を備えた室内と屋外のウォーターパークを建設し、観光客に多様なサービスを提供するためとしています。このほかにも、金剛山特産物展示場や内金剛（ネグムガン）病院を建設する計画だとして、投資案内書を掲載しました。
内金剛病院は、観光客などを治療する目的の施設で、金剛山特産物展示場は、金剛山の特産物を観光商品化し、国際的に金剛山観光の活性化を図るためのものと説明しています。北韓のこうした投資誘致の動きについて、専門家らは、非核化の進展や南北関係の発展にともなう金剛山観光の再開を見据えたものという見方が出ています。

[Photo : YONHAP News]