非武装地帯の監視所 撤去始まる

韓国軍は12日から非武装地帯の監視所の撤去を始めました。
韓国国防部は12日、撤去の対象となった監視所11カ所のうち10カ所の撤去作業を開始すると発表しました。
停戦協定締結直後に最初に設置された東海岸の監視所は保存されることになりました。
韓国軍当局によりますと、当初は爆破するなどの方法で撤去することが検討されましたが、作業員の安全や非武装地帯の生態系保護などのために掘削機で撤去するということです。
南北は10日までに撤去の対象となっている監視所からすべての兵力と武器を撤収しました。
南北は9月の軍事分野合意書で、軍事境界線の1キロ以内に設置されている監視所11カ所を試験的に撤去することで合意しましたが、停戦協定締結直後に設置された最初の監視所は歴史性などを考慮して保存することになりました。
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