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米シンクタンク 北韓ミサイル関連施設13か所特定

ニュース2018-11-13
米シンクタンク 北韓ミサイル関連施設13か所特定

アメリカのシンクタンクが、北韓が公表していないミサイル関連施設のうち13か所を衛生写真の分析によって特定したと明らかにしました。
CSIS(戦略国際問題研究所)は12日にまとめた報告書で、北韓が公表していないおよそ20か所あるとみられるミサイル関連施設のうち少なくとも13か所を衛生写真の分析によって特定したと明らかにしました。
CSISは、「最近、北韓の西海のミサイル発射場の閉鎖が注目されたが、このように公表していない施設は、実質的な軍事的脅威になり得る」と警戒感を示しました。
これについて、アメリカの国務省は、シンガポールでの米朝首脳会談で行われた北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との合意は、弾道ミサイルプログラムの除去を含むとされていたと明らかにしました。
アメリカの政府系放送「自由アジア放送」によりますと、国務省側は、これがシンガポールでの米朝首脳会談の合意に反するかどうかについては即答を避けたということです。
韓国の北韓専門家は、CSISの報告書が、現在、米朝の非核化交渉のこう着状態を予想より長引かせるだろうという見方を示しています。

[Photo : YONHAP News]

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