韓国の企業経営者など財界関係者100人を含む150人に上る大規模な訪問団が来月7日から9日まで北韓を訪れることになりそうです。
政府や与党の関係者が12日、韓国の日刊紙「京郷（キョンヒャン）新聞」とのインタビューで明らかにしたところによりますと、来月7日から9日までの3日間、150人に上る大規模な訪問団の平壌訪問を進めているということです。
団長は、与党「ともに民主党」の北東アジア特別委員会の宋永吉（ソン・ヨンギル）委員長が務める予定で、訪問団は、現在、特別委員会で活動中の議員やマスコミ関係者など50人と財界関係者100人からなる見通しです。
財界関係者100人は、9月の平壌での南北首脳会談に同行した大企業の経営トップら17人の6倍に近いものです。
ただ、今回は、大企業の経営トップは含まれません。
特別委員会は、全経連＝全国経済人連合会傘下の南北経済交流特別委員会と協議し、北韓を訪れる企業経営者のリストを最終的に決めるとしています。
平壌での首脳会談の際、大企業の経営トップが同行し、南北経済協力への意志を示した一方、公企業や中小企業経営者が中心となる今回の訪問団は、具体的にどの分野で協力が可能なのかを点検する意味合いがあるとされます。
政府や与党の関係者は、訪問目的について「実質的な交流拡大に向けた実務点検」と説明しました。
訪問団の最終的なリストや具体的な日程などは、今週中に決まる見通しです。

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