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南北、DMZ内の戦術道路を連結 65年ぶり

ニュース2018-11-23
南北、DMZ内の戦術道路を連結 65年ぶり

南北が1953年の休戦協定締結以来65年ぶりに江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)のDMZ=非武装地帯内のファサルモリ高地で戦術道路を連結しました。
南北の道路連結は、2003年10月京義線(キョンウィソン)道路と2004年12月東海線(トンヘソン)道路開設以来14年ぶりのことです。
国防部はこれについて「最も熾烈だった戦場の真ん中に南北をつなぐ通路を作ることで、過去の戦争による傷を癒す共同遺骨発掘を有効に進められるという歴史的な意味もある」と評価しています。
国防部はまた、南北の軍事当局は、今回の連結道路開設をきっかけに、来年の4月から10月までテストとして行う予定の共同遺骨発掘作業が正常に進められるよう相互努力を傾けることにしたと説明しています。
南北はこれに先立って、9月19日に締結した軍事合意書で共同遺骨発掘を順調に進めるために発掘地域内に12メートル幅の道路を開設し軍事境界線で連結することで合意しています。
共同遺骨発掘をテストとして実施する地域として選ばれたファサルモリ高地は、韓国戦争で熾烈な戦闘が繰り広げられたとされる地域の一つで、先月から始まった地雷除去や道路開設作業中には、DMZの南側地域だけで、9体の韓国戦争戦死者の遺骨が発見されました。

[Photo : YONHAP News]

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