北韓は22日、「南北間の交流・協力は双方に利益をもたらす」という認識を示しました。
北韓の対韓国窓口機関の祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」が22日、主張したものです。
「わが民族同士」は、そのうえで、「南北間の交流と協力を強化することは、双方にとって利益になるもので、わが民族にプラスになることはあってもマイナスになることはない」としています。
北韓の非核化をめぐる米朝間の交渉がなかなか進展せず、国際社会による北韓制裁が続き、鉄道の連結など南北間の交流・協力が軌道に乗れずにいるなか、北韓は国営メディアなどを通じて南北首脳会談で採択された共同宣言の速やかな履行を求めています。
「わが民族同士」は21日にも、「南北関係は、わが民族の問題であり、南北自らが解決しなければならない。南北双方の利益を反映しており、民族共同の意思と要求を盛り込んでいる板門店宣言と平壌共同宣言は、どんな情勢下でも履行していかなければならない」と強調しています。

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