対北支援団体 事業再開を準備

北韓への支援を行っている民間団体「民族助け合い運動」の関係者が28日から北韓を訪問し、北韓側と支援事業再開および拡大について協議します。
「民族助け合い運動」は1996年から北韓への支援事業を進めていますが、関係者が北韓を訪問するのは2012年10月以来、6年ぶりです。
「民族助け合い運動」の代表を務める僧侶の瑛潭(ヨンダム)さんをはじめとする関係者14人は28日に中国瀋陽を経由して北韓入りしました。
北韓側関係者に会い、保健・医療・農畜産・山林復元など、過去に進めていた協力事業の再開や拡大について協議します。
「民族助け合い運動」の関係者は、北韓に対する制裁緩和に備えた準備の一環で、現時点では事業再開はいろいろな制約があるが、南北の均衡発展を実現する方向で協力事業を進めていきたいとしました。
[Photo : YONHAP News]