ボルトン補佐官 北韓は約束履行していない

アメリカのボルトン大統領補佐官は5日、2回目の米朝首脳会談が検討されていることについて、北韓が約束を履行していないためだと語りました。
こうした発言は、非核化交渉が停滞する中、トランプ大統領と金正恩委員長が直接会って談判する必要があるとの認識を示したものと受け止められています。
ボルトン補佐官は、非核化の進展に向けて、2回目の米朝首脳会談を準備していくとしました。
トランプ大統領はこのほど、「北韓のための扉は開かれており、北韓は中に入ってくるべきだ」と強調しましたが、これに先立って、ポンペイオ国務長官は2回目の米朝首脳会談の時期について、来年1月以降との見方を示し、トランプ大統領は1月か2月に開催されるとの見方を示しています。
また、マティス国防長官は対北韓制裁の緩和について、北韓による非核化の措置が先決条件だとするこれまでの立場を再確認しました。
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