アメリカ国務省は、北韓が6月の米朝首脳会談での約束を履行することを確信しているとの立場を示しました。
国務省のパラディーノ副報道官は19日の定例記者会見で、北韓の非核化が達成されるまで制裁を維持するとの方針を再確認するとともに、「北韓が米朝首脳会談での約束を履行することを確信している」と語りました。
また、北韓との対話は続いているとしたうえで、スティーブ・ビーガン対北韓政策特別代表が韓国を訪れた際に北韓当局者と接触する可能性については、「具体的に公表できる計画はない」とだけ答えました。
ビーガン特別代表は19～22日に韓国を訪れ、非核化について協議する韓米の作業部会に出席します。
一方、韓米間の防衛費分担をめぐる協議については、韓米関係は韓半島および地域の平和を維持するための核心となる軸だとしたうえで、今後とも協力を続けていくと語りました。

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