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南北 21日から東海線道路の共同調査

ニュース2018-12-21
南北 21日から東海線道路の共同調査

今月26日の鉄道・道路連結や近代化事業の着手式を前に、南北が21日から4日間、東海線と京義(キョンイ)線道路の北韓側区間に対する共同調査を行います。
韓国側の調査団10人あまりは共同調査のため、21日、江原道(カンウォンド)高城(コソン)の南北出入事務所から北韓入りしました。
調査団は23日までの3日間、東海線の高城から元山(ウォンサン)までの100キロの区間を調査したあと、24日に、京義線の開城(ケソン)地域のおよそ4キロの区間に対する調査に当たります。
南北はことし8月に8日間にわたって、京義線道路に対する共同調査を行っていますが、東海線道路に対する共同調査は初めてです。
今回の調査は、装備が動員される実質的な調査ではなく、現場への事前訪問や点検の意味合いが強いとされます。
なかでも、高城と元山(ウォンサン)間の道路の状態の把握に重点を置くことになりそうです。
この区間の道路の近代化をめぐっては、高速道路のレベルにするか、それとも国道のレベルにするかで、南北の間で意見の食い違いが生じているからです。
今回の現場点検で意見のすり合わせが行われれば、近代化のレベルや方法などを考慮した実質的な調査が行われる見通しです。
南北は26日、北韓の板門(パンムン)駅で鉄道・道路連結や近代化事業の着手式を開催します。

[Photo : YONHAP News]

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