板門店で南北が接触か 親書のルート

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の親書が送られてきたことについて、大統領府青瓦台はどのようなルートで送られてきたかについては明らかにしませんでした。
このことから、韓国の徐薫(ソ・フン)国家情報院長と、北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が30日、板門店で接触した可能性が高いという見方が出ています。
大統領府青瓦台の報道官は30日、記者団に対して、「南北の間には複数のチャンネルがある」とだけ語り、それ以上は言及しませんでした。
これと関連して青瓦台の高官は、「双方で人が行き来した形跡はない」として、
南北の特使が互いに相手の首都を訪問したのではないことを明らかにしました。
このため、31日付けの「京郷新聞」は、3回にわたる南北首脳会談前後に
特使として核心的な役割を果たした徐薫(ソ・フン)国家情報院長と、北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が30日、板門店で接触した可能性が高いと報じています。
[Photo : KBS News]