トランプ政権は、2回目の米朝首脳会談の開催地の候補としてアジアに注目していることが明らかになりました。
アメリカのCNN放送が4日伝えたところによりますと、トランプ政権は、金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長との2回目の会談場所の候補地となるアジアの複数の都市に、去年末、数週間かけて当局者を派遣して下調べをしたということです。
金正恩国務委員長はスイス留学の経験があり、当初、ホワイトハウスはスイス会談を北韓側に提案しましたが、金委員長の専用機では長距離移動が困難なため断念したということです。
北韓専門家らは、開催地候補として、ベトナム、インドネシア、モンゴル、ハワイ、さらに南北非武装地帯が検討されていると話しています。
トランプ大統領は去年の12月１日、金正恩委員長との会談がことし１月か２月に開催される公算が大きく、3か所が開催地候補となっていることを明らかにしています。

[Photo : YONHAP News]