米ビーガン特別代表 北韓のカウンターパートと実務者協議へ

アメリカのビーガン北韓担当特別代表が近く、板門店で北韓のカウンターパートと会談する見通しで、2回目の米朝首脳会談の開催に向けた米朝の実務者協議にも弾みがつきそうです。
アメリカ国務省が現地時間の31日、発表したところによりますと、ビーガン北韓担当特別代表が今月3日、ソウルを訪れるということです。
ビーガン特別代表は、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長と会談する予定で、北韓のカウンターパートとの会談も続けていくということです。
米朝の実務者協議は、先月スウェーデンで初めて行われ、今回が2回目となります。
北韓のカウンターパートは、キム・ヒョクチョル元スペイン駐在北韓大使が務めるとされています。
今月末の米朝首脳会談を控えて、米朝首脳会談の共同宣言文など合意文の草案のすり合わせを行うことになりそうです。
すり合わせは、北韓が条件付で合意している寧辺(ヨンビョン)の核施設の廃棄やアメリカ側の相応の措置を中心に行われるとみられます。
消息筋によりますと、ビーガン特別代表とキム元大使が会談する場所は、いまのところ板門店が有力視されるということです。
[Photo : YONHAP News]