韓国政府 民間行事の参加者260人の訪朝を許可

韓国政府は、今月12日と13日に北韓の金剛山(クムガンサン)で開かれる南北の民間団体の行事に参加するため、北韓訪問の申請を出していた260人あまりに対して、訪問を許可しました。
統一部の報道官が8日、定例の会見で発表したところによりますと、南北の民間団体による旧正月の行事が今月12日と13日に金剛山で開かれる予定で、この行事に参加する260人あまりに対して北韓訪問を許可した」ということです。
ただ、「北韓訪問の目的、行事の性格、関係機関との協議、南北関係に及ぼす影響などを総合的に考慮し、一部の申請者に対しては、訪問を許可しないことにした」と明らかにしました。
今回の行事は、金剛山でことし初めて開かれる南北民間交流行事で、「南北共同宣言の履行に向けた新年の連帯の集い」と名づけられました。
韓国からは、労働界、農業、女性、文化、青年など各界各層の団体が参加します。
韓国側の参加者らは先月末、記者会見を開き、「多方面での交流と協力を本格化させ、南北の協力関係を新たな段階に発展させていく」という決意を示しています。
[Photo : YONHAP News]