今月27日と28日の2日間、ベトナムの首都ハノイで開かれる予定の米朝首脳会談に先立って、アメリカと北韓は、2回目の実務者協議を行う見込みです。
大統領府・青瓦台によりますと、アメリカと北韓は、17日頃、2回目の実務者協議を行うことにしたということです。
実務者協議の開催場所としては、今回の米朝首脳会談にあわせて、北韓の金正恩(キム･ジョンウン)国務委員長は国賓としてベトナムを訪問することを計画しているため、首脳会談が行われるハノイになる可能性が高いとされています。
また、協議では、米朝首脳会談の合意文の草案をまとめることを目標に、おもに韓半島の非核化やアメリカの見返りなどについての話し合いが行われるものと予想されます。
これに先立って、アメリカ国務省のビーガン北韓担当特別代表は、先週6日から8日まで北韓を訪問し、北韓側と米朝首脳会談の議題や行事の進め方などについて協議したあと韓国入りし、韓国政府に協議内容を伝えています。

[Photo : YONHAP News]