トランプ大統領と金正恩国務委員長は27日、８か月ぶりに再会し、2回目の首脳会談の公式の日程に入りました。
ホワイトハウスが明らかにした日程では、両首脳は27日午後6時半にハノイ市内のホテル、ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイで顔を合わせ、およそ10分間あいさつを交わした後、一対一で20分程度会談するということです。
続いて午後7時から1時間30分程度の晩餐会に出席します。
晩餐会には、トランプ大統領を含むアメリカ側3人と金委員長を含む北韓側3人の合わせて6人が出席します。
アメリカ側からはトランプ大統領のほか、ポンペイオ国務長官とミック・マルバニー大統領首席補佐官代行が出席する見通しです。
北韓側からは正式な発表はありませんが、金英哲（キム・ヨンチョル）党副委員長の出席が有力視され、また金与正（キム・ヨジョン）党第1副部長が出席するとの見方もあります。
この日の会談は8カ月ぶりに再開した両首脳があいさつを交わし、相互の立場を探る狙いがあるとされています。
両首脳は28日に再度、一対一の首脳会談を開き、合意事項を盛り込んだ「ハノイ宣言」を発表、昼食会のあとに共同記者会見を行うものとみられます。

[Photo : KBS News]