２回目の米朝首脳会談で、27日の夜にハノイのホテルで開かれた、トランプ大統領と北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長の晩餐会のメニューは、前菜からデザートまで西洋料理と北韓料理を織り交ぜた計４品のコース料理でした。
アメリカのホワイトハウスが発表したところによりますと、この日の晩餐会のメニューとして、前菜は去年６月に行われたシンガポールでの首脳会談と同じエビのカクテル、メイン料理は牛ヒレ肉のグリルとキムチ、デザートはバニラアイスクリームを添えたチョコレートケーキと韓半島の伝統的な飲み物「スジョングァ」が出されました。
前菜だけでも３種類以上の品が登場した、前回の首脳会談の昼食会に比べると品数としてはシンプルですが、それぞれのメニューに、米朝首脳会談の成功を祈る想いが込められた、両国の料理の調和が見られます。
アメリカのCNN放送が、消息筋の話を引用した内容によりますと、アメリカと北韓、とくにホワイトハウスから晩餐会のメニューについて「極めてシンプル（super simple）」にしてほしいとの要請があったということです。
この日の晩餐会は、当初１時間半にわたって行われる予定でしたが、予定よりも20分遅れた８時50分まで行われました。

[Photo : YONHAP News]