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金正恩氏の列車は中国・南寧で整備中か 中朝首脳会談の可能性も

ニュース2019-02-28
金正恩氏の列車は中国・南寧で整備中か 中朝首脳会談の可能性も

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が米朝首脳会談のためベトナム入りするのに利用した専用列車が、ベトナムとの国境に近い中国・南寧(なんねい)で整備を受けているもようです。
北京の消息筋などによりますと、金委員長の専用列車は26日午前、ベトナム・ランソン省と国境を接する中国・憑祥(ひょうしょう)に停車して金委員長を降ろしたあと、広西チワン族自治区の中心都市・南寧に向かい、南寧で整備を受けているもようです。
整備のあと、金委員長がベトナムでの日程を終える3月2日に合わせて再び憑祥へ移動する可能性が高く、金委員長が首脳会談を終えて帰国する際に一部区間で再び鉄道を利用する可能性があるとみられています。
また、帰途に北京に立ち寄り、習近平国家主席と5回目の中朝首脳会談を行うとの観測も出ています。
金委員長が専用列車で広州や深センに立ち寄り、中国の改革開放の現場を視察したあと、専用列車から専用機などに乗り換えて北京に向かい、習主席と会談して米朝首脳会談の結果を伝えることも考えられています。
中国政府も、今回の米朝首脳会談における役割をアピールしています。
中国外務省の報道官は、「中国が期待していた方向に状況が展開されており、満足している。これは、この問題における中国の役割を示すものであり、今後もそのような役割を担い続けていく」と述べています。
中国は、国会に当たる全国人民代表大会の開幕を来月5日に控えており、5回目の中朝首脳会談を実現は、両国首脳の意向にかかっているとの見方が出ています。

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