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青瓦台 「寧辺以外の核施設も把握している」

ニュース2019-03-05
青瓦台 「寧辺以外の核施設も把握している」

先月28日の米朝首脳会談で、アメリカが北韓に対し、寧辺以外の施設の廃棄も求めたとされることについて、大統領府青瓦台は、寧辺以外の施設については、韓国も把握していると明らかにしました。
トランプ大統領は先月28日、会談決裂後の記者会見で、北韓に対して寧辺以外の施設の廃棄も求めたと説明しました。
これについて、大統領府青瓦台の金宜謙(キム・イギョム)報道官は4日、「北韓の核施設については、韓米の情報当局が完璧に状況を共有しており、
北韓もすべての核施設が把握されていることを知っている」と述べました。
これに関連し、徐薫(ソ・フン)国家情報院長は5日午後、国会に出席し、米朝首脳会談の結果や今後の対応、寧辺以外の北韓の核施設や核燃料などについて報告する予定です。
これに先立って4日、青瓦台で開かれたNSC=国家安全保障会議の全体会議では、今後、米朝協議において「寧辺以外の核施設の廃棄」と「制裁解除」が争点になるとの認識を確認し、対話再開に向けて、韓国・北韓・アメリカの政府と民間専門家が参加する1.5トラックの協議の開催や南北軍事会談の開催、開城(ケソン)工業団地・金剛山(クムガンサン)観光の再開をめぐるアメリカとの協議などを進めていくことなどについて話し合いました。
会議で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「なんとかここまできたが、すべてが崩れてしまうのは一瞬だ。アメリカと北韓のいずれも対話の軌道から逸れないよう、最善を尽くさなければならない」と強調しました。

[Photo : YONHAP News]

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