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国家情報院 「東倉里のミサイル基地に復旧の兆候を確認」

ニュース2019-03-06
国家情報院 「東倉里のミサイル基地に復旧の兆候を確認」

国家情報院は5日、北韓北西部の東倉里(トンチャンリ)にあるミサイル基地について、復旧の兆候があることを確認したと明らかにしました。
国家情報院は5日、国会情報委員会の懇談会で、「寧辺(ヨンビョン)の核施設の稼働は停止されたが、東倉里のミサイル基地の場合、復旧の兆候があることを確認した。撤去した施設のうち、屋根やドアなど一部を復旧している」と明らかにしました。
これについて、「2回目の米朝首脳会談が成功した際、ミサイル発射場を廃棄する場合の宣伝効果を高めるためか、それとも、会談が失敗した際に施設を再び発射場として活用するためか、どちらかの狙いがあるとみられる」と説明しました。
東倉里のミサイル基地ではICBM=大陸間弾道ミサイルを発射することができるとされ、南北首脳は去年、この基地を恒久的に廃棄することで合意しています。
一方、政府は5日、与党「ともに民主党」が国会で開いた「韓半島の平和関連委員会」の席上で、ハノイでの米朝首脳会談が事実上、決裂したあと、米朝間の対話を再開させるため、政府が積極的に仲立ち外交に乗り出すことにしたと明らかにしました。
また、米朝間では「寧辺の核施設プラス・アルファ」をめぐって隔たりがあったと明らかにしました。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、この「寧辺の核施設プラス・アルファ」について、「アルファ」は特定の一つの施設ではなく、北韓にある核施設全体を意味すると説明しました。

[Photo : YONHAP News]

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