訪米の李度勲韓半島平和交渉本部長 ビーガン特別代表と会談へ

アメリカを訪れている外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長はアメリカのビーガン北韓担当特別代表と現地時間の6日、会談し、ハノイでの米朝首脳会談後の対応策について協議することにしています。
アメリカ国務省の報道官は現地時間の5日、定例会見で、李本部長とビーガン特別代表が6日、会談する予定だと明らかにしました。
また、ビーガン特別代表は、日本の金杉憲治アジア大洋州局長とも同じ日に会談すると述べ、韓日米3か国の会合の可能性も示唆しました。
韓日米3か国は、2国間や3か国による会合を通じて、ハノイでの米朝首脳会談の結果を共有し、米朝間の非核化交渉を後押しするための3か国の連携策について話し合うとみられます。
李本部長は現地時間の6日、アメリカ入りし、ビーガン特別代表からハノイでの米朝首脳会談の詳細な結果の説明を受け、意見交換するほか、アメリカ政府高官とも会って、米朝首脳会談後の対応策について議論し、米朝間の対話が早期に再開されるよう促すものとみられます。
なかでも、金剛山(クムガンサン)観光など南北の経済協力を米朝間の交渉促進のために活用する案が議論される可能性が出ています。
韓国政府が非核化交渉のテコとして南北の経済協力を強調するなか、韓米の連携を再確認し、米朝を再び交渉のテーブルに着かせる仲立ちの役割を果たせるかどうかに関心が集まっています。
[Photo : YONHAP News]