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韓米国防相 南北軍事合意の履行支援で一致

ニュース2019-04-02
韓米国防相 南北軍事合意の履行支援で一致

韓米首脳会談をおよそ10日後に控え、アメリカ・ワシントンでは、先週の外相会談に続き、韓米の国防長官会談が行われ、韓半島の非核化をめぐる連携について協議しました。
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官とアメリカのシャナハン国防長官代行は現地時間の1日、ワシントン郊外の国防総省で会談し、韓米合同軍事演習や韓半島の軍事的緊張緩和策を盛り込んだ南北間合意の履行に向けた連携について意見を交わしました。
会談で、両長官は、3月に実施された新たな韓米合同軍事演習「19-1同盟」について、「強固な韓米同盟を再確認できた」と、成果を評価しました。
両国は大規模な合同指揮所演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」に代わり、規模を縮小した「19-1同盟」を3月4~12日に実施していますが、これについて、シャナハン国防長官代行は、「訓練の縮小とは思っていない。われわれの能力を高めるものだ」と述べました。
会談では、アメリカ軍主導の韓米連合軍から韓国軍への有事作戦統制権の移管についても話し合われ、両国は、ことし後半に行われる演習で、引き続き、韓国軍主導の作戦運用能力を検証することで一致しました。
また、去年9月の南北首脳会談で署名された軍事分野合意書が韓半島での軍事的緊張を緩和するとともに信頼構築に寄与したと評価し、合意の履行を支援するため、緊密に連携することを改めて確認しました。
一方、アメリカを訪れている大統領府青瓦台の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安全保障室第2次長は、現地時間の1日、ワシントンでアメリカ国家安全保障会議(NSC)のクーパーマン副補佐官と会談し、北韓の非核化に向けた対応について議論したもようです。

[Photo : YONHAP News]

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