韓国戦争などで生き別れになった南北離散家族が映像を通じて再会できるよう設置された面会室の改修・補修作業が3日から始まりました。
統一部の白泰鉉（ペク・テヒョン）報道官は、３日の定例会見で「先月、現場で行った点検の結果を踏まえ、今日から13か所ある面会室の改修・補修を始めた。今月末までに改修を終えた後、2週間にわたって試験運営する予定だ」と述べました。
面会室は2007年、離散家族の再会で使われて以来、10年以上放置され、老朽化していたため、今回の改修・補修に至ったということです。
政府は、今回の改修・補修作業で、老朽化した設備を新しくするほか、高齢となった離散家族が利用しやすいよう工夫し、映像も高画質で映るようにしたいとしています。また、政府は、北韓側の面会室の整備のために北韓とも協議を進めているとのことです。

[Photo : YONHAP News]