北韓の弁護士が、中国の北京で投資説明会を開き、外国人投資家の財産権や利益の保護を強調するなど、外国資本の誘致に積極的に取り組んでいることが中国メディアで報道され、注目を集めています。
中国共産党の機関紙人民日報の姉妹紙「環球時報（グローバルタイムス）」によりますと、北韓の法律事務所、KEELCO＝北韓対外経済法諮問事務所に所属する複数の弁護士が1日、中国の法律事務所が主催して北京で開いたセミナーに出席し、投資説明会を行いました。
説明会で弁護士らは、外国人投資家を対象に、北韓にある26か所の経済開発区域を紹介し、外国人が北韓に投資する場合の方法などを説明した上で、積極的な投資を呼びかけたということです。
弁護士らは今月13日まで、北京のほか上海、青島など中国の主要都市でも投資説明会を行う予定です。
北韓の弁護士らによる積極的な投資誘致活動の背景には、米朝対話や南北関係が進展した場合、国連による対北韓制裁が解除されることへの期待があるとみられます。

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