外交部 組織再編で対北韓制裁チームが課に昇格

外交部が5月ごろまでに組織再編を行い、国連安全保障理事会の対北韓制裁の履行を担う組織を拡大する方針であることが8日、わかりました。
局長級組織の原子力・非拡散外交企画官室の傘下にある課長級組織、軍縮非拡散担当官室の下にある「制裁輸出統制チーム」を切り離して独立した「課」に格上げし、人員を増やすということです。
これにより、原子力・非拡散外交企画官室傘下の課長級組織は、2課から3課に増えることになります。
制裁輸出統制チームは、安保理制裁に関する事項を関係官庁に伝えるなどの業務を担っています。
一方、外交部は、今回の組織再編で、アジア関連業務を担当する組織も拡大します。
中国と日本に関する業務を担ってきた東北アジア局は、中国関連業務のみを担当し、日本は切り離してオーストラリアやインドなどとまとめて別の局、仮称「アジア太平洋局」で担当することになります。
また、ASEAN=東南アジア諸国連合加盟10か国に関する業務を専門に担うASEAN局を新設します。
こうした組織改編は、来月ごろに行われる見通しです。
[Photo : KBS News]