外交部、朝ロ首脳会談が非核化の進展に貢献することを期待

外交部は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのプーチン大統領による首脳会談が、非核化交渉の進展に大きく貢献することを期待しているとの立場を表明しました。
外交部報道官は23日の定例会見で、「朝ロ首脳会談が、米朝会談や韓半島の非核化、平和プロセスに貢献すると思われるか」との質問に対し、「韓半島の完全な非核化の実現と恒久的な平和定着は、韓国とロシアの共通目標である」と述べ、期待を表明しました。
また別の外交部当局者は、「金委員長のロシア訪問が、南北および米朝間の対話に貢献すると思われるか」との質問に対しても「貢献につながる展開を期待している」とし、「完全な非核化は、韓国とロシアの共通目標」であり、「そのような方向性で対話がなされ、良い結果が出ることを期待している」と述べました。
金委員長は今月25日、ロシアのウラジオストクでプーチン大統領と初めての首脳会談を行う見通しです。
[Photo : YONHAP News]