韓国と北韓の労働団体は、南北首脳による去年４月の板門店宣言や９月の平壌共同宣言の履行に向けて、ともに努力するという内容を盛り込んだ共同声明を発表しました。
北韓の朝鮮中央通信が１日、報じたところによりますと、北韓の朝鮮職業総同盟中央委員会と、韓国の全国民主労働組合総連盟、韓国労働組合総連盟は１日、共同声明を発表したということです。
これらの団体は声明で、先月27日から９月19日までを南北宣言の履行に向けた実践闘争期間と定め、「歴史的な板門店宣言と平壌共同宣言の履行を徹底するための条件や環境をつくる必要がある」と明らかにしました。
また「板門店宣言と平壌共同宣言の発表から１年が過ぎたが、いまだにきちんと実行されていないのは、韓半島の平和の問題を覇権戦略に利用しようとする外部勢力の支配や干渉があるためだ」と主張しました。

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