北韓は、4日に複数の飛翔体を発射したあとの6日、科学技術と自力更生をもとに経済発展をはかっていくとする考えをアピールしました。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は6日の社説で、「党の指導にもとづき、われわれの力と技術、資源によって社会主義大国を必ず建設するというわれわれの強い意志は、何を持ってしても遮ることはできない」と強調しました。
そして、「党と志を同じくし、ともに進む、真の意味での革命同志、熱烈な愛国者にならなければならない」と呼びかけました。
北韓が短距離飛翔体の発射後に科学技術による国の発展を強調しているのは、アメリカとの交渉がこう着状態に陥っているなか、「自力更生」を掲げることで内部の引き締めをはかる狙いがあるものとみられています。

[Photo : KBS News]