「韓半島の非核化に向けて協力強化へ」 韓日米防衛相会談

韓国とアメリカ、日本の国防長官は、6月2日、シンガポールで防衛相会談を行い、韓半島の非核化に向け、3か国の外交的な協力関係をさらに強めていくことで意見が一致しました。
シンガポールで開かれたアジア安全保障会議に出席している韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は、6月2日午前、アメリカのパトリック・シャナハン国防長官代行、日本の岩屋毅防衛大臣と韓日米国防相会談を行いました。
この席で、鄭景斗国防部長官は、韓半島や東北アジア、インド・太平洋地域の安全保障環境が急変しているなか、韓日米は、韓半島の非核化に向けて北韓が立場を変えるようけん引役として大きな役割を果たしてきたと述べました。
さらに、「これからも北韓が非核化への道から離れることなく、一日でも早く対話の場に戻ることができるように、3国が外交的な努力を続ける必要がある」と強調しました。
これに対し、アメリカのシャナハン国防長官代行は、韓半島の非核化に向けて、3国の間の安全保障協力やパートナーシップをさらに強化していく必要があると述べました。
[Photo : YONHAP News]