北韓でアフリカ豚コレラ発生 統一部、南北出入事務所に防疫担当派遣

北韓北部の慈江道(チャガンド)で「アフリカ豚コレラ」の感染が公式に確認されたことを受けて、統一部は、南北出入事務所に防疫担当者を派遣しました。
統一部の報道官が3日、定例会見で明らかにしたところによりますと、南北出入事務所に関係機関の防疫担当者を派遣したということです。
報道官は、「北韓で今回のような感染症の発生が確認された場合、関係機関から担当者や装備を送り、出入りする人や車の検査や消毒などを強化している。先月31日から強化措置が取られた」と説明しました。
政府は北韓側に「アフリカ豚コレラ」の防疫活動に協力する意向を伝えています。
報道官は、「3日から南北連絡代表や実務者の間で接触が行われるため、新しい情報があればその都度お知らせする」と話しました。
[Photo : YONHAP News]