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米紙WSJ 「暗殺された金正男氏は、CIAの情報提供者だった」

ニュース2019-06-11
米紙WSJ 「暗殺された金正男氏は、CIAの情報提供者だった」

アメリカのウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は現地時間の10日、関係筋の話として、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の異母兄で2017年に暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏が、アメリカCIA=中央情報局の情報提供者だったと伝えました。
それによりますと、匿名の関係者は、正男氏とCIAの間にはつながりがあり、正男氏は2017年2月、CIAの担当者と会うためにマレーシアを訪れたとしています。
正男氏は2017年2月、マレーシアのクアラルンプール国際空港で2人の女に神経ガス「VX」を顔に塗りつけられて死亡しました。
正男氏が殺害されてから3か月後の2017年5月、朝日新聞は、正男氏がマレーシア滞在中にアメリカの情報機関に務める韓国系アメリカ人に会っていたと報じていて、マレーシア警察も、容疑者2人の裁判で、正男氏がマレーシアに滞在中に韓国系アメリカ人に会ったと証言しています。
正男氏がCIAの情報員だったという主張は、ワシントンポスト紙の北京支局長を務めるエナ・ファイフィールド氏が、自らの著書「偉大な継承者(The Great Successor)」の中で提起していて、ファイフィールド氏は、金正恩国務委員長がこうした事実を知り、正男氏を殺害したと主張しています。

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