米国務長官 米朝実務交渉の韓米合同演習後への延期を示唆

アメリカのポンペイオ国務長官は、「北韓との実務交渉が2週間、または4週間後に行っても良い」という考えを示し、 実務交渉を来月5日から始まる韓米合同軍事演習以降に延期する可能性を示唆しました。
ポンペイオ長官は現地時間の25日、ブルームバーグ・テレビのインタビューで、北韓のミサイル発射について、「交渉を決裂させたり、トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の対話の約束を破ろうとしたりするものではなく、一種の交渉戦略だ」と説明しました。
そのうえで、「外交に向けた扉は依然として開かれている。来月ごろには実務交渉を始められることを望む」と期待を示しました。
またポンペイオ長官は、「トランプ大統領は北韓に対して一貫して、外交的な方法が通じることを信じるという立場を示してきた。両国が生産的な対話をするためには、十分な事前の協議が必要だ。そのために2週間または4週間の時間がさらにかかっても良い」と話しました。
これは、来月5日から始まる韓米合同軍事演習「19-2同盟」以降に実務交渉を延期する考えを示唆したものとみられます。
[Photo : YONHAP News]