韓国戦争の休戦協定締結66周年の記念行事が、アメリカ･ワシントンで現地時間の27日に開かれ、文在寅(ムン･ジェイン)大統領は、兵士の功績や韓米両国の同盟関係を評価するメッセージを送りました。
会場のシェラトン･ペンタゴンシティホテルには、韓国の趙潤済(チョ・ユンジェ)アメリカ駐在韓国大使など韓国側の関係者50人と、韓国戦争に参戦したアメリカ軍の元兵士などアメリカ側の関係者250人が出席しました。
この記念行事に、文在寅(ムン･ジェイン)大統領はメッセージを送り、この中で｢69年前、韓国戦争に参戦してくださった兵士の方々の勇気と献身のおかげで、韓国の国民は希望を抱くことができた｣と感謝の言葉を述べました。
また、｢両国国民の友情と信頼のなかで、韓国とアメリカの同盟関係は偉大なものに発展してきた｣と強調しました。
一方、韓国の在郷軍人会は、2022年に完成する予定の｢追悼の壁｣の建設基金として、国内の募金で集まった6億3000万ウォンをアメリカ側に渡しました。
｢追悼の壁｣は、ワシントンの韓国戦争記念公園に設けられる予定の追悼施設で、長さ50メートル、高さ2.2メートルの円形のガラスの壁に、韓国戦争で戦死した兵士4万4千人の名前が刻まれる予定です。

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