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米大統領補佐官「北の飛翔体発射は約束に違反していない」

ニュース2019-08-01
米大統領補佐官「北の飛翔体発射は約束に違反していない」

アメリカで安全保障を担当するボルトン大統領補佐官は、北韓が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したことについて、「約束に違反していない」と述べ、問題にはしていないことを明らかにしました。
ボルトン補佐官は31日(現地時間)、現地メディアとのインタビューで、今回の飛翔体発射は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がトランプ大統領に対して行った約束に「違反していない」と述べました。
ボルトン補佐官は、5月のミサイル発射については、国連安全保障理事会の決議に違反する弾道ミサイルの発射だと規定していました。
最近の北韓による一連の飛翔体発射は、韓米合同軍事演習に対して圧力をかけるためのものと見られていますが、アメリカの国防当局者は韓国との軍事演習について、「いかなる調整や変更も承知していない」と明らかにしたと、ロイター通信が報じました。
一方、外交部によりますと、北韓問題の交渉を担当する李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長とビーガン北韓交渉特別代表は31日、バンコクで会談し、非核化に向けた実務交渉を早急に再開させることが何よりも重要であるということで一致し、そのための外交的な取り組みを展開していくことで合意したということです。
米朝両首脳は、6月30日に板門店(パンムンジョム)で会談した際に、2~3週間以内に実務交渉を再開することで合意したとしていましたが、北韓は実務交渉の再開に応じていません。

[Photo : YONHAP News]

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