北韓メディア 「2日の飛翔体2発は新型放射砲」

北韓が今月2日に発射した飛翔体2発について、先月31日に発射したものと同じ新型の大口径操縦放射砲だと明らかにし、写真を公開しました。
北韓の労働党機関紙「労働新聞」が3日、報じたところによりますと、先月31日に行ったのは、新たに開発した放射砲の1回目の発射実験で、2回目の発射実験を今月2日、行ったということです。
また今回も金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が指導したと明らかにしました。
放射砲の性能や大きさなどの情報とともに、写真も公開しました。
移動式発射台は無限軌道型で、6つの発射管を写した映像には、最新の技術が分からないようモザイク処理がされています。
専門家らは、中国の400ミリ大口径放射砲の改良型と分析しています。
弾頭重量が増した分、爆発力が強くなったことを意味します。
「労働新聞」は「試験発射を通じて、高度抑制水平飛行性能と軌道変則能力を確認した」としています。
韓国軍当局は、「飛翔体の飛行速度が放射砲にしては速すぎるマッハ6.9で、飛行特性もロシアの短距離ミサイルと似ていた」として、短距離弾道ミサイルとみています。
[Photo : KBS News]