アメリカのトランプ大統領は現地時間の9日、ホワイトハウスで記者団に対し、
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長から新たに親書を受け取ったことを明らかに、4回目の米朝首脳会談の開催に意欲を示しました。
親書は現地時間の8日に届けられ、3ページあったということです。
トランプ大統領は「とても前向きな内容だった。近く金委員長と会うことになると思う」と述べ、
4回目の米朝首脳会談の開催に意欲を示しました。
書簡のなかで金委員長は今月5日から行われている韓米合同軍事演習に不満を表し、北韓が実施しているミサイル発射実験について説明したもようです。
北韓が最近相次いでミサイルを発射していることについて、トランプ大統領は「すべて短距離だ」と述べ、問題視しない姿勢を改めて示しました。
6月末に板門店で行われた3回目の米朝首脳会談で、両国は今月中旬にも実務者協議を再開することで合意していましたがいまだ実現しておらず、ポンペイオ国務長官は7日、国務省で会見し、「われわれは数週間以内に交渉のテーブルに戻ることを願っている」と楽観的な考えを示しました。

[Photo : KBS News]