大統領府青瓦台 短距離弾道ミサイルと判断

大統領府青瓦台は、北韓が10日未明に発射した飛翔体について、
「短距離弾道ミサイルとみられる」として、韓米軍当局が詳しい分析を行っていると明らかにしました。
そのうえで、青瓦台は、今回の発射は、11日から実施される韓米合同軍事演習の本格的な指揮所演習に対する「武力示威」であるとする見方を示しました。
5日から始まった韓米合同軍事演習は図上演習を中心に20日まで実施され、8日までは戦闘前の準備段階の危機管理訓練を、11日からはコンピューターシミュレーションによる本格的な指揮所演習を行う予定です。
韓国軍合同参謀本部によりますと、北韓は10日午前5時34分頃と、午前5時50分頃、東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸興(ハムン)付近から短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射しました。先月25日以降5回目の発射です。
高度はおよそ48キロ、飛行距離は400キロあまり、最大速度はマッハ6.1以上を探知したということです。
[Photo : YONHAP News]