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平壌共同宣言1周年  政府が国民参加の記念行事実施へ

ニュース2019-08-28
平壌共同宣言1周年  政府が国民参加の記念行事実施へ

南北関係が停滞するなか、去年9月19日に行われた南北首脳会談での「平壌共同宣言」1周年を迎えて、韓国政府は国民が参加する記念行事を実施することになりました。
統一部によりますと、来月19日に慶尚道(キョンサンド)、全羅道(チョンラド)、忠清道(チュンチョンド)、江原道(カンウォンド)の住民700人あまりが各地から列車に乗って出発し、京義(キョンイ)線・都羅山(トラサン)駅に到着する「平和列車」のイベントを実施するということです。
統一部の当局者は、「平壌共同宣言1周年をきっかけに国民とともに南北首脳会談の感動と、共同宣言の意味や成果を振り返る記念行事を準備する」としています。
ただ、この当局者は、「南北がともに行うことができれば良いのだが、準備期間など現実的な問題を考慮して北韓側には通知しなかった。いまのところ、韓国側の行事として企画している」と説明しました。
一方、統一部は27日、国会議長の推薦を受けて、第7期南北関係発展委員会の民間委員10人を委嘱したと明らかにしました。
政府は、南北関係発展基本計画・施行計画の策定や変更などのため、委員長の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官をはじめ政府委員15人と民間委員10人の合わせて25人からなる南北関係発展委員会を設置しています。

[Photo : YONHAP News]

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