国連安全保障理事会の対北韓制裁委員会は、北韓が2017年末以降、核実験と大陸弾道ミサイルの発射は中断しているものの、核・ミサイル開発の高度化は続けていると指摘しました。
対北韓制裁委員会は現地時間の5日、報告書を発表し、寧辺（ヨンビョン）のウラン濃縮施設は依然として稼動していると明らかにしました。
そのうえで、 北韓がことし5月に発射した短距離弾道ミサイルについても、弾道ミサイルの防衛システムを回避できる水準まで技術が進展したとしました。
また、衛星写真を通じて、固体燃料の生産施設や様々な形の移動式発射台が確認されたことも、北韓のミサイル技術が進展したことを裏付けているとの見方を示しました。

[Photo : YONHAP News]