9月下旬米朝交渉の北韓提案を受け、韓米の実務代表が電話会談

北韓の非核化に向けた実務交渉で韓米双方の責任者を務める李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長とビーガン北韓担当特別代表は10日、電話会談を行いました。
この日の電話会談は、北韓の崔善姫(チェ・ソニ)第1外務次官が9日、「9月下旬にアメリカと実務交渉を行う用意がある」と発表した次の日に行われました。
このため、米朝間の実務交渉の開催時期や場所、交渉で取り上げる議題などについて、議論が行われたものとみられます。
外交部によりますと、李本部長とビーガン代表は最近の韓半島情勢や韓半島の完全な非核化と平和定着への実質的な進展に向けた方策を話し合い、近いうちに会談を開いて協議を続けることで合意したということです。
李本部長は来週、アメリカ・ワシントンDCを訪問しビーガン代表と会談する方向で日程を調整していて、その後は、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に同行して、国連総会が開かれるニューヨークに移動する予定だということです。
国連総会は今月17日に開幕し、一般討論演説は24日から1週間にわたり行われる予定です。
[Photo : YONHAP News]