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トランプ大統領「北韓と対話する」、 北韓も協議の結果を楽観

ニュース2019-10-04
トランプ大統領「北韓と対話する」、 北韓も協議の結果を楽観

アメリカのトランプ大統領は現地時間の3日、ホワイトハウスで記者団に対し、「北韓は対話をしたがっている。われわれは近く彼らと対話する」と述べました。
これは、スウェーデン・ストックホルムで4日から開催される予定の米朝実務協議を控えての発言で、トランプ大統領は、北韓が韓国時間の2日、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星3」を発射したにもかかわらず、北韓との実務協議を予定通り行う意向を示したものとみられます。
北韓も協議の結果に対する前向きな見通しを示しました。
アメリカのビーガン北韓担当特別代表と交渉する北韓外務省の金明吉(キム・ミョンギル)巡回大使は3日、 経由地の北京空港で取材陣に対し、「朝米実務協議に向かう」とし、「アメリカから新しいシグナルがあったため、大きな期待と楽観を持っていく。結果に対しても楽観視している」と述べました。
一方、アメリカ合同参謀本部のライダー報道官は、北韓が発射したミサイルは、潜水艦からではなく水中発射台から発射されたものであるとの見方を示し、ミサイルの射程距離をおよそ450キロメートルと推定しました。
こうした見解の表明について、米朝実務協議を控え、アメリカ国内にある交渉に対する懐疑的な見方を払拭するための意図があるとの分析が出ています。

[Photo : YONHAP News]

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