ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

米朝実務者協議 北「決裂」、米「良い議論」 

ニュース2019-10-06
米朝実務者協議 北「決裂」、米「良い議論」 

5日にスウェーデンで開かれた北韓の非核化をめぐるアメリカと北韓の実務者協議が物別れに終わりました。
米朝実務者協議はことし2月にベトナム・ハノイでの首脳会談が物別れに終わって以降、7か月ぶりで、スウェーデンのストックホルムで現地時間の5日開かれました。
協議にはアメリカ側からビーガン特別代表が、北韓側から金明吉(キム・ミョンギル)首席代表が出席しましたが、協議の後、金首席代表はスウェーデンの北韓大使館で記者会見し、「協議はわれわれの期待に応えることができず、決裂した」と述べました。
金首席代表はそのうえで、「アメリカは旧態依然とした立場を捨てず、手ぶらで協議に臨んだ」と批判し、「対話を一時中断し、アメリカ側に年末までに打開策を検討するよう求めた」と述べました。
これに対しアメリカ側は、国務省の報道官の声明を発表し、「北韓のコメントは協議の内容と精神を反映していない」として、協議が決裂したとする北韓側の発表に反論しました。
そして、「アメリカは創造的なアイデアを持ち込み、北韓側とよい議論をした」と主張したうえ、「両国は70年にわたる戦争と敵意の遺産を一日の協議だけでは乗り越えられなかった」と指摘し、協議の継続を呼びかけました。

[Photo : KBS News]

新着ニュース