スウェーデンで先週末に行われたが米朝実務者協議について、スウェーデンのリンデ外相は協議は物別れに終わったものの「建設的だった」と評価しました。
ロイター通信によりますと、リンデ外相は現地時間の6日、スウェーデンの公共放送「SVT」とのインタビューで今回の協議について、「話し合っている間は建設的だった」と評価したということです。
しかし、協議が物別れに終わったことについては、「１回の協議で達成できる内容について幾分見解が異なったのだと思う」という認識を示し、米朝が再協議を決めればスウェーデンも積極的に支援する意向を明らかにしました。
そのうえで、「再協議が行われれば、より多くの議論が交わされると思うが、それは完全に米朝両国次第だ」と述べました。
スウェーデンは今回、実務者協議の場所を提供するなど、側面から交渉を支援し、それなりの仲裁役を果たしたとされます。
リンデ外相はことし9月に就任したばかりで、米朝交渉には今回初めてかかわりました。

[Photo : YONHAP News]