韓国高官が7日に訪米 韓米、韓日、韓日米首席代表会議開催へ

7か月ぶりに再開した米朝交渉が物別れに終わったなか、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長が7日から10日までアメリカ・ワシントンを訪れ、北韓の核問題を担当するアメリカと日本の代表との個別協議や3か国首席代表会議を行うことになりました。
外交部によりますと、李本部長はアメリカのビーガン北韓担当特別代表と、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の実質的な進展に向けた両国間の協力策について話し合う予定だということです。
また李本部長は同じ期間にアメリカを訪れる外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長と韓日首席代代表会議を行うほか、韓日米3か国の首席代表会議も行う見通しです。
一方、統一部の報道官は7日、定例の会見で、スウェーデンでの米朝実務者協議が物別れに終わったことについて、「ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談以来7か月ぶりに協議を再開し、双方が互いの立場をより明確に確かめたことに意味がある。1回の協議で一喜一憂する必要はない」として、米朝が対話を通じて問題を解決するための協議を再開したことに重きを置きました。
北韓外務省の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表とアメリカのビーガン特別代表は現地時間の5日、スウェーデンのストックホルムで非核化に向けた実務者協議を行いましたが、合意には至りませんでした。
[Photo : YONHAP News]