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青瓦台「物別れの米朝交渉、評価するのはまだ早い」

ニュース2019-10-08
青瓦台「物別れの米朝交渉、評価するのはまだ早い」

大統領府青瓦台の関係者は、5日にスウェーデンで開かれた北韓とアメリカの実務者協議が物別れに終わったことについて、対話の扉は依然として開かれているという点を強調しました。
青瓦台の関係者は7日、米朝実務者協議に対する記者からの質問に「今は評価するにはまだ早い」としたうえで「アメリカの発表や北韓外務省の談話を見ればわかるが、それぞれの考える次の協議の時期などには違いがあるものの、対話の扉が完全に閉ざされたわけではない」と述べました。
物別れに終わった米朝実務交渉に関して、非公式の発言ではあるものの、青瓦台が立場を明らかにしたのは、これが初めてです。
この関係者はまた「重要なのは、米朝両国が再び実務交渉の席に着くことだ。その結果によって、スウェーデンでの協議も評価できるものと思われる」と語りました。
さらに非核化をめぐる北韓とアメリカの交渉は終わったわけではなく、現在も進行中であることを強調したうえで、「早まった判断は誤解を招きかねないため、現時点で評価するのは適切ではない」との考えを示しました。

[Photo : KBS News]

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