トランプ大統領、国務省副長官にビーガン北韓担当特別代表を指名

アメリカ国務省で北韓との非核化交渉を担当するビーガン北韓担当特別代表が、国務省副長官に指名されました。
トランプ大統領は、現地時間の31日、前任者がロシア駐在アメリカ大使に指名されたことで空席になっていた国務省副長官にビーガン代表を指名しました。
これと関連し、ポンペイオ国務長官は現地時間の31日、ツイッターで、「国務省副長官に指名されたビーガン代表が、引き続き北韓との交渉を担当する」と明らかにしました。
ポンペイオ長官のこの発言は、ビーガン代表が議会の承認を経て副長官に任命されても、米朝実務者協議の代表者である北韓担当特別代表を務め、北韓との交渉を引き続きリードすることを改めて強調する狙いがあるものとみられます。
一方、国務省で政治軍事問題を担当するクラーク・クーパー次官補は、日本メディアのインタビューに、「北韓が発射した飛翔体は、韓国や日本はもちろん、インド・太平洋地域の脅威であり、非核化交渉にも悪影響を及ぼすだろう」と述べ、北韓を批判しました。
[Photo : YONHAP News]