米著名投資家ロジャース氏「南北統一すれば世界で最も興味深い国」

世界的投資家のジム・ロジャーズ氏は、韓半島は近い将来に「世界で最も興味深い(exciting)国」 になるだろうと述べました。
ロジャース氏は25日、釜山国際展示場BEXCO(ベクスコ)で開かれた韓国とASEAN=東南アジア諸国連合のCEO=最高経営責任者サミットで行ったスピーチで「韓半島は、北韓の資源・労働力と韓国の資本・製造業が融合し、経済復興を成し遂げるだろう」としたうえで「日本はピークを過ぎて衰退しているが、 韓半島は10年から20年の間に軍事境界線が崩壊すれば、アジアだけでなく世界で最も興味深い場所になるはずだ」と強調しました。
ロジャース氏はまた、韓国と北韓の人口を足すと8000万人に達する点や中国と国境が接している点、南北統一が実現すれば国防予算を経済など別の分野に投資できる点などを挙げながら「これらを基盤に何でも作り上げることができ、全世界の市場に売ることができると思われる」とのべました。
[Photo : YONHAP News]