文大統領、米ビーガン代表と面談 「韓半島の非核化に向けた努力を要請」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、16日午前、大統領府青瓦台でアメリカ国務省の副長官に指名されたビーガン北韓担当特別代表と面談しました。
文大統領が青瓦台でビーガン代表と単独で面談したのは、去年9月以来2回目のことです。
青瓦台の副報道官によりますと「文大統領は、韓半島の非核化と恒久的な平和体制の構築に向けたビーガン代表の努力を評価し、韓半島の平和プロセスの進展に向けた持続的な努力を求めた」ということです。
また、「ビーガン代表は、対話と交渉を通じた韓半島の非核化と平和構築という歴史的な課題を実現するために、諦めずに最善を尽くすという考えに変わりはないと話した」ということです。
青瓦台は、文大統領とビーガン代表は、北韓が非核化交渉の期限とした年末を控えた中で行われた今回の面談で、米朝対話の再開をはじめとする韓半島の緊張状況を打開する方策について深く議論できたとの見方を示しています。
面談には、アメリカからはフッカーNSCアジア担当先任補佐官、ラプソン駐韓大使代理、ウォン対北韓特別副代表などが出席し、韓国側は、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長、チェ・ジョンゴン平和企画秘書官、朴哲民外交政策秘書官などが出席しました。
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